お久しぶりです

日記しばらくぶりで攻殻機動隊を締めたねという話で終わってるんだけど
月姫新月月姫4巻でたね。でも先に見たアニメを書いていかないと頭にある鮮明な記憶や
感情が変化しちゃうから書いて行こう。


巌窟王 第10巻

巌窟王 第11巻

巌窟王 第12巻
ボンソワール、マダム&ムッシューそう巌窟王っっ!
というわけでアニメ巌窟王なんですけどついについに終わりですよ。長くも在り短くもあった
他の作品とは一味もふた味も違うアニメ巌窟王なんですけどね。
DVDの二話販売この野郎と嘆く方も多いかもしれないけど値段的にはトントンというか
巻数が増えるだけであらビックリな商売してる的な宣伝にこぎつけるよとかいろいろあるでしょうけど
GONZOは大体そうでございます。別に気にしない。けど。
今回三つまとめてみたのでこんなラインナップ。
19.たとえ、僕が僕でなくなったとしても
20.さよなら、ユージェニー
21.貴公子の正体
22.逆襲
23.エドモン・ダンテス
24.渚にて

 タイトルだけでも見た人間にはあぁと思えるそんな濃い内容になっているクライマックスに向かう
物語なんですけど
前回のモンテ・クリスト伯爵の復讐の相手でもあるアルベール。だがアルベールの変わりに戦闘鎧?
に乗って出撃したフランツ死んでしまう。嘆き悲しむアルベールは自棄を起こして家を飛び出すが…
という話なのだけどアルベールがフランツが死んだことによりヤケクソになって適当な行動を起こします。
身分的にもう貴族でもないので酷い扱いを受け幻覚さえ見る始末。
そんな中で助けに来たのが今の今までどこに居たのかというルノーだった。
なんかこの話はアルベールがくよくよしてる間に恋人のユージェニーがピンチですよって話なんだけど
最後ユージェニーピンチで終わってエロいんだけどもねぇ… 正直アルベールが面白い。もとい福山潤
 
 さよならユージェニーといろいろ考えられるタイトルだけどミスリードが多くなるタイだと。
前回のカヴァルカンティ候の策略によりダングラールは娘の結婚を勧めざるを得ない状況へと追い込まれ
無理やりフランツが死んだにも関わらず結婚式が始まってしまう。そんな中アルベールは諦めずに行動をし
貴族という身分から開放された自由な身で見事にユージェニーを奪還し、留学の見送りをする。
なんか前前から言ってた事何だけどベッポはヒロインだよなぁ。
ベッポというか中原麻衣なんだけど主人公のピンチに助けに来てキスして好きなの発言&好きな人の為に
己の身の危険を犯しても助けて目線で見送るとは… ヒロインひ君だと言いたい。たとえ男でも。
最初は悪とか人間の良し悪しがわかんないアルベールを手のひらで遊んでる感じだけど
アルベールが徐々に追い詰められるたび拒絶されるたび愛情が増してるのがなんとも…
ベッポかわいいよベッポ
 
 貴公子の正体。カヴァルカンティ候の正体は貴族でもなんでも無く前科数犯の賊だった。
だがその出生はヴィルフォール判事の善悪を判断するには十分過ぎる生まれだった。
モンテ・クリスト伯爵がヴィルフォール用への手駒として用意した男は小さな棺と言うなの箱に入れられ
庭に埋められたダングラールの妻との間にできた隠し子だった…というなんとも衝撃的な展開。
不倫相手もそうだけど暗闇の探検する回の宝箱にはこんな意味があったとは… 複線というより何かしらの
トリックを先に出されてたのに判らなかったみたいな… 感動。
そんな中逆襲へと繋がっていくわけだけどヴィルフォールへの復讐をカヴァルカンティ候を利用して果たした
モンテ・クリスト伯爵はダングラールへと牙を剥くわけだけどそんな中モルセールは
軍事的な力で持ってモンテ・クリスト伯爵を目的としたパリの占拠をしようとするのだが…
フランツの遺言を読んだアルベールはその思いを伝えるべく伯爵へと迫るのだが
変わってしまった伯爵には言葉は届くことなくダングラールへの復讐は果たされる。
この辺りでなぜエドモン・ダンテスはモンテ・クリスト伯爵もとい巌窟王へと変貌したのか判るのだが
すごい激変というか人間の感情が爆発したというかイフ城の全体像がこれなのかとか
いろいろ巌窟王の宣伝ムービーがうまく嵌ったと言うか来たね。
己が身と心を捧げる変わりに知恵と力を授けようという契約の元、死や恐怖の呪縛から逃れたエドモンは
モンテ・クリスト伯爵へと成り代わり復讐をその身に誓う。
そんな中でモンテ・クリスト伯爵とモルセール伯爵は決闘をするのだけど…
最終的に人質の取り合いになったんだけどモンクリが完全に巌窟王になってしまってるので
取引が通用しなかったのだがメルセデスを殺してしまったと思ってるモルセールは
息子の命だけは救ってくれと人質のエデを開放する。
親父が最後まともになったのはすごい良いし、
アルベールの愛?によって巌窟王の契約が無くなったエドモンは元の姿に戻ることができた。
だが心臓に突き刺さった剣先が心臓を突き破り死ぬことになる。
なんか壮絶というかでも最後の最後にアルベールに救われたのかなぁ・・・と思うと感動できる。
復讐に駆られて生きるけどもその感情の元は人を思うことだったということを思い出して欲しい。
という感じのフランツの言葉は重いなぁ…。大切だよ。
 
最終話が大団円という訳ではないけどもみんなのその後が描かれている。
ベッポが地球でモデルとやってたりエデが元の王国を取り戻したり王女暗殺による戦争の延長が
解け共存の道を歩むことになった帝国軍との国交とかいろいろあるけどなんかみんな良かったなぁと
でもこちら側で死んだのはフランツだけだなぁ… かわいそうなフランツ。
今の今までOPの友と呼びかける人は誰だろうと思ってたけど巌窟王だったのかと気づいた。
逆かと思ってたし。エデとかも思ってた。
なんか技術的にもそうだけど話が良かったなぁ…
中田譲治も渋いし福山潤はネコだし平川大輔はかわいそうだし中原麻衣はヒロインだし
矢島晶子はロリでもちょっとしたマダムでもあり萌えるし。かわええなぁエデ。
まとめてみたい作品でも在るけどちびちびみるのもまた良いかもしれない。
内容はとても考えなければならない事ばかりで人にとって大切なものって友情とか愛情とか復讐とか
いろいろあるけど結局は人を思う気持ちだったってことを忘れちゃダメだよとフランツが
教えてくれるアニメだったなぁ…巌窟王ももといエドモンもそう思えたんだろう。
 
 
次は舞HIMEを締めようと思うよ。面白かったなぁ…